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(9) 気候変動のお話

 今年はこんな魚が全く採れないとか,あんな魚が豊漁とか,寒波が襲来とか,大雪とかのニュースがあふれています(例年通りの気温の時にはニュースにはなりません).気温が例年より高ければ,地球温暖化だ!,地球温暖化だ!と騒ぐ報道もなされます.
 突然ですが,みなさん,鰊御殿(にしんごてん)という言葉を知っていますか?北海道の一部地域で鰊が毎年大量に水揚げされ,儲かって儲かって仕方のない漁師の親方が建てた贅を尽くした御殿のことを言うのですが,この地域で,鰊の水揚げはどうなっているのでしょうか?答えは,ここに書くまでもありません.よく考えてみてください!同じ種類のお魚が毎年毎年同じ場所で収穫できる方が異常なのではないですか?みずから移動できない農作物じゃないのですから,魚は心地よい(住みよい)方に移動するんですよ.結局,魚などは海流の移動によって,住む場所を常に変化させているんです.魚が移動したのは海流が移動したからなんです.じゃあ,この海流の移動を気候変動というのでしょうか?地球って,もともとほぼ全体が液体なんですよね.我々は,表層の一部にある陸地に住んでいるだけで,ほとんどの地表も水で覆われ,地球内部は高温のマグマで満たされています.そうです,地球って水風船のようになっていて,所々の表面が水で濡れている状態に等しいんです.しかも,これだ自転してかつ公転してるんですよ.こんな状況下で,表層の薄い部分にある水が常に同じところにある(流れる)と考える方が異常なことなんですよね(海流が移動すれば,風も移動し,気温も変化しますよね.逆も起こり得ますね).なので,魚の採れる場所は,時々刻々変化しているんです.魚の群れが移動して別のところで採れるようになっていれば,それは単なる海流の変化(移動)に他ならないのです.誰かが大量に採ったから採れないのではないのです(そうなら,どこでも採れなくなるはずですから).そして,ある魚の採れなくなった場所には,違う種類の魚が来ているはずなんです.この魚が,漁師さんが目的としていない魚なだけなんです.目的の魚がいる場所を探せないか,遠くまで燃料を使って取りに行く価値があるかどうかだけなんです.または,漁師さんたちが例年と違う魚を採って内緒で大きな利益を得ているだけなのかもしれません.
 繰り返しになりますが,気候とは常に変動するもので,毎年同じ気候であることの方が異常なんです!地球ができてから40億年以上が経つのです.たかが100年ぽっちの気候データだけ見て,ギャーギャーいう方が過敏になっているだけではないでしょうか?ましてや,二酸化炭素排出量を抑えると気候変動が収まるなんて,本当に直接関連する話でしょうか?
 

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